郷土玩具のABC

日本各地の郷土玩具を紹介しています

こねこ

【こねこ】

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こちらは山形県の相良人形の【こねこ】です。

相良人形と言えば、人気者の【猫にたこ】がいますが、こんな愛らしい【こねこ】もあります。職人の手作業で1体1体サイズや表情や違います。

いつもなら、おちゃらけた感じや面白い感じの表情のものを選ぶのですが、今回はイケメン(もしくは美人?)を選びました。

真っ白な体に黒い斑点模様としっぽ、赤い首輪と耳、黄色い目、そして金色の鼻と合計5色も使われていますが、それぞれの色の分量が絶妙なため、どこか品を感じます。

そもそも、モチーフとなる白猫自体、どことなく品がある動物ですよね~

猫がモチーフの郷土玩具は多いのですが、その理由として昔から人との距離が近く福を招く縁起物とされているからです。

それに猫好きな人にとっては見てるだけで、心がなごむそんな動物ですよね。

個人的には、子猫は犯罪級の可愛さだと思います。(笑)

  

おさらいですが、

相良人形とは

初代は、米沢藩の御用窯「成島窯」を築いた相良清左衛門厚忠。藩の役目を退いた寛政年間(1790年頃)から、屋敷裏の粘土を使った人形製作を開始しました。その後も相良家では代々同じ場所、同じ粘土と技で製作を続け、花巻人形、堤人形とともに「東北三大人形」のひとつに数えられるようになりましたが、昭和に入り、戦争のため中断。昭和42(1967)年に相良家10代目(人形つくり7代目)の相良隆氏が復興しました。
現在は、息子の隆馬氏が技術を受け継ぎ、8代目として人形の制作を行っています。

 現在も相良隆馬さんが、1体1体丁寧に作成しています。

 

【猫にたこ】もよいですがこの【こねこ】も可愛いですね。

 

 

あ~、猫と暮らして~(マンション住まいだからムリだけど。。。)

 

 

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