郷土玩具のABC

日本各地の郷土玩具を紹介しています

郷土玩具って知ってます?

郷土玩具って普段耳にしないかもしれませんが、今までに必ず見たことがあると思います。

有名な郷土玩具は “こけし” や “赤べこ” です。

はじまりは諸説ありますが寺社の授与品、信仰のお守り、節目の祝いや記念、親が子供に与える遊び道具として江戸時代以降に誕生した庶民のものです。

身近にある、木、土、紙を材料に、厄除け、疫病除け、子供の成長、商売繁盛、開運出世、五穀豊穣、家内安全などなどの願いや思いを自然や動物などの形に託しています。

美術品のようなかしこまったものではなく、作り手の人柄、作られた土地柄、素朴さ、愛嬌などがにじみでるものです。

どれも地域や風土に結びつき、そこで暮らす人々の心が玩具の佇まいに出てるように思います。

また、同じ土地で受け継がれる玩具でも、時代や作り手によって形や表情が違っているのでひとつとして同じものがないのが大きな魅力です。

 

そんな日本各地の郷土玩具を紹介して、その魅力をお伝えしていきたいと思います。

 

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