郷土玩具のABC

日本各地の郷土玩具を紹介しています

赤べこ

赤べこ

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こちらは皆さんもご存知、郷土玩具の定番赤べこです。

福島県会津若松市の郷土玩具です。

張り子で、ちょんと首をつつくとゆれる姿が可愛らしい仕掛けですよね~

左側はよくみかける姿ですが、右側は何やら荷物の載せています。

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上から見ると.....

わかりにくですが「金千両」って書いてあります!!

お金を載せてるんですね。

鎌倉に出かけた際に、たまたま立ち寄ったアンティークショップのようなお店で出会い、珍しいなあと思って、思わず連れて帰って来てしまいました。(笑)

2体で表情が違います。当たり前ですが、作り手や作った時期によって1つ1つ違うのが郷土玩具の魅力の1つです。

 

赤べことは

赤べこ(あかべこ)とは福島県会津地方の郷土玩具である。「べこ」は東北地方の方言で「牛」という意味である。 Wikipediaより

伝説もあるそうで

807年(大同2年)、柳津町の円蔵寺には徳一大師が円蔵寺の虚空蔵堂を建立する際、上流の村から大量の材木を寄進された。しかし、水量が豊富な只見川から材木を運搬することは決して簡単ではない仕事だった。
人々が材木を運ぶのに難儀しているとどこからか牛の群れが現れ、材木の運搬を手伝ってくれた。重労働で多くの牛が倒れる中で最後まで働いたのが赤色の牛だったといわれている。そのことから、赤べこが作られた。 Wikipediaより

 

お寺建立の救世主がこの赤べこだったんですね~

また赤ものと呼ばれる厄除け人形の1種だそうで子供の守り神としても慕われているそうです。赤ものと言えば【猫にたこ】のたこも赤ものですね。

色にもちゃんと意味があって使われているんですね。

 

1体でも首を振る姿は可愛いですが、2体並んで首を振る姿はもっと可愛いので、思わずつんつんしちゃいます(笑)

 

こちらから赤べこが購入できますので気になる方はぜひどうぞ。

 

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こちらの書籍にも掲載されています。