招き猫
【招き猫】
ちょっと古風な感じの表情でどこかしら京都の伏見人形を思わせます。
【招き猫】がモチーフの郷土玩具はいっぱいありますが、
その理由は、古来よりに人間との距離が近く、どこか神秘的な動物だからでしょうか?
毎度のおさらいですが、【招き猫】の上げる手の意味は。。。
右手⇒お金
左手⇒人
両手⇒両方(お金+人=欲深し)
こちらの【招き猫】は右手なのでお金ですね。
いっぱい招いてね~
とやま土人形とは
嘉永年間(1848~54)富山十代藩主前田利保が名古屋の陶工、加藤家の陶器職人であった広瀬秀信を富山に呼び、千歳御殿に窯を築いて千歳窯を作り、次いでその子・安次郎が陶器作りのかたわら天神臥が牛ぎゅうを焼いて献上したのがとやま土人形の始まりです。
当時、城下には土人形屋は数軒ありましたが、広瀬家より技法を学んだ渡辺家(明治3〈1970〉年創業)だけが家業として伝統を守り続けてきました。
しかしながら、渡辺家の3代目信秀氏の後継者がいなかったために、富山市では昭和58(1983)年より渡辺信秀氏を講師として人形づくりの受講生を募り「とやま土人形伝承会」を結成しました。平成9(1997)年信秀氏高齢(83歳)のため、長年守り続けてきた土人形づくりに終止符を打ち、代々受け継がれてきた型・技法全ての仕事を「とやま土人形伝承会」に委ねました。現在は「伝承会」がこの伝承技法を後世に伝えるべく活動を続けております。
富山民族民芸館HPより
江戸時代から長く続いている「とやま土人形」
これからも末永く作りつづけて欲しいですよね!!
こちらの「とやま土人形」は こちらのお店でゆずっていただきました。
郷土玩具にご興味をお持ちで、
京都に行かれる予定の方は是非足を運んでみてください!!
郷土玩具の博物館です!!!
郷土玩具にご興味がある方はこちらの書籍がおすすめです!