郷土玩具のABC

日本各地の郷土玩具を紹介しています

お鷹ぽっぽ

【お鷹ぽっぽ】

 

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山形県米沢市の郷土玩具【お鷹ぽっぽ】です。

鷹らしく勇ましいです。

茶系の【お鷹ぽっぽ】が多いのですが、こやつはレゲエのラスタカラーです。

ポップなぽっぽです!

“ぽっぽ”とは、アイヌ語で“玩具”という意味だそうです。

 

ご覧のとおり木でできているのですが、

「笹野一刀彫」とよばれ米沢藩主上杉鷹山公が、

農民の冬期の副業として工芸品の製作を奨励したことにはじまり、

魔除けや“禄高を増す”縁起ものとして、親しまれてきたそうです。

 

笹野一刀彫とは

山形県米沢市に伝わる木彫工芸品である。
米沢市笹野地区の農民によって製作されてきたためこの名がある。コシアブラの丸木を、サルキリと呼ばれる刃物で削り、簡単な彩色を施す。代表的な題材は「お鷹ポッポ」と呼ばれる鷹で、この他に「鶏」(1969年年賀切手図案「もちつきウサギ」「蘇民将来」「恵比寿・大黒」「笠かむり農婦」「カメ」「せきれい」等の題材がある。 Wikipediaより

 

今も職人さんが一つ一つ丁寧につくっています。

羽の部分がとっても手がこんでいます。

勇ましい鷹が羽を広げてる感じがばっちり表現されていて匠の技って感じです。

 

こちらは東北スタンダードマーケットさんにて購入しました。

 

勇ましくかっこいいです。

 

こちらの書籍にも掲載されています。