郷土玩具のABC

日本各地の郷土玩具を紹介しています

鯛もちねこ

【鯛もちねこ】

 

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こちらは岩手県花巻市の花巻人形の【鯛もちねこ】です。

自分の体と同じ大きさの鯛を持つ、いや、くわえてる??

とにかく立派なもんです!!

岩手や青森って漁師町が多いイメージなので、ねこもこんな立派なお魚とっちゃうのかしらん?なんて、思ってしまいます。

自分家のねこがこんな魚くわえて帰ってきたら、びっくりすると同時に、

「でかした!!さすがや~!!」って褒めてあげたい!!

もちろん、ご飯はこのお魚をあげます(笑

 

 花巻人形とは?

泥人形の一種である花巻人形は、享保年間に花巻鍛治町の太田善四郎が京都の伏見人形、仙台の堤人形の技術を身につけて作り出したのはじまり。人形の種類は多彩で雛人形、恵比寿、大黒などの縁起ものから、干支、動物などモチーフもさまざまです。

東北では仙台の堤人形に次ぐ歴史をもち、米沢の相良人形ととともに東北の三大土人形の一つに数えられています。
伝承者の没後とだえてしまいましたが、昭和49年、地元の郷土玩具製作者と花巻市の努力により新たに再興され、現在も作り続けられています。 

岩手県観光ポータルサイトより

 

堤人形、相良人形と並ぶ東北地方の有名な人形なんですね~

前にご紹介した【起き上がる猫】も鯛を抱えていたけれど、

やっぱりねこはお魚すっきやね~

 

郷土玩具にご興味お持ちになられた方は、はこちらの書籍がおすすめです!!